ゴルフレッスン(アドレス編) - ゴルフの基本についてレッスン

息を吐きながらスイングを始動する

アドレスはスイングの始まりであるため、必ずリラックスであることが必要になります。 このリラックスする方法は人によって様々でしょう。 何かをイメージしたり、または何も意識しない無心の状態を作るなど、日々の生活で得た方法があるはずです。


よく使われる方法の一つに、呼吸があります。 リラックスするには、呼吸を整えることが一番手っ取り早い方法です。 しかし、コースなどで1球1球が真剣勝負です。 いくら整えようとしても、動悸ははげしくなる一方です。


そこで、無理に整えようとしてもできないならば、強制的に体をリラックス状態にさせるようにしましょう。 それが、”息を吐く”という行為になります。 人間が緊張の場面や疲れた時など、決まって”はぁー・・・”と息を外に出そうとしますよね。 あれはリラックスしていない体を落ち着かせようとする本能的な行動といえます。


それを利用して、アドレスで息を吐くようにしてリラックスさせましょう。 ただ、そのタイミングが重要で、静止している状態でいくら息を吐いても意味がないのです。 正しいタイミングは、テークバックしようと始動する瞬間です。 要は、息を吐きながらテークバックするということです。


まだ動こうとしない静止した状態では、息を吐いてもすぐに緊張状態に戻ってしまいます。 重要なのは、動き始めです。 静止状態でいくら緊張していても、動き始めにリラックスしていれば問題ないのです。 また、人間は動きだしさえすれば、動いている間は緊張状態を忘れてくれます。


つまり、動き始めがリラックスしてさえいれば、その後の動きはその状態が続いてくれるのです。 そこで、クラブの引き始めに”はぁー”と息を吐きながらテークバックしてみましょう。 すると、ある程度のリラックス効果を保ちながらスイングできるはずです。


ただし、これらの行為はある程度慣れておく必要があります。 コースなどで、ぶっつけ本番でやってしまうと、リズムが乱れて逆にフォームを壊すことになりかねません。 ですので、日々の練習などで常に息をはきながらテークバックするようにして、そのリズムに慣れておきましょう。

Golf Basic Lesson

ゴルフは難しい。そして奥が深すぎる。
「ただ当てればいいだけ」という安易な考えは一切通用しない。
人それぞれ色んな独自の手法、考えがあり、何が正解ということはない。
経験を通じて得た「私的ゴルフ理論」をお伝えしていきます。