アドレスとは
スイングの最初の工程は”構え”になりますが、この構えをアドレスといいます。 このアドレスによってその後のスイングが大きく変わります。
何事にもその行為を行う前に何らかの”構え”がありますが、これって自然にやってるようで実は非常に重要なんです。 咄嗟の出来事ってなかなか柔軟な対応がとれないことの反対で、何らかの時間(タメ)があれば、人間は無限の可能性を秘めています。
少し大袈裟な言い方ですが、この”タメ”の時間を有効に使う手はありません。しかも、ゴルフではその時間を自由に決めれます。
ではどのように有効に使うのか。まず、体の窮屈さを取り除くこと。アドレスの姿勢は、普段の生活ではあまりとらない姿勢なのでけっこう窮屈はずです。 この窮屈さを取り除くために、体のバランスを整えます。特に体の重心をどのように置くかを考えましょう。
あと、スイング工程をシュミレーションして、自分なりに整理します。特に考えずに打ってもいいですが、できれば練習ではシュミレーションと実際の自分の動きを比較し、分析するようにしましょう。そのほうが遥かに上達は早くなります。
このシュミレーションがいわゆるイメージトレーニングとなり、そのトレーニングによって自分のスイングフォームのイメージが定着してきます。さらに、もう一点アドレスで行うべきことがあります。
それは、ワッグルと呼ばれるジタバタ作戦です。 アドレスってスイングの始動となるため、その始動を自然な流れで行うことが必要となりますよね。例えば、べた足でガチガチの状態でいきなりバックスイングするとどうなるか・・・ やはり動く前にはある程度の柔らかさが必要です。
そのために、アドレスで足をジタバタ動かし、体に今から動くぞ!と知らせてあげるわけです。 そうすると、自然な流れでアドレス→バックスイングが行えます。プロでもアマチュアでも、大抵の人はこのワッグルを行ってアドレスをとっていると思います。 あと、このワッグルには体のバランス調整を行う役目もあります。 体の体勢を自分が良いと思える状態でもっていくために、足を使ってバランスを整えます。
アドレスはスイングの始まりです。何事も始まりが肝心ですので、ここはあせらず、じっくりと納得のいく構えをとることを心がけて練習しましょう。 細かい話はカテゴリーのアドレスを参照してください。