スイングの基本とは
ゴルフというスポーツはスイングがすべてになります。
振ってボールに当てるだけのことなのですが、この振る行為が実は非常に奥が深いものなのです。
そのスイングの過程にそれぞれ名称があります。
①アドレス
②バックスイング(テークバック)
③トップ
④切り返し(ダウンスイング)
⑤インパクト
⑥フォロースルー
⑦フィニッシュ
簡単に言えば、構えて、振り上げて、振り下ろして、ボールに当てて、当てた後の姿勢を整える。その要所要所に名前がついてるわけです。
以下の図がスイングの流れになります。
パッと見ただけでは非常に簡単そうに見えますが、これがうまくいきません。
ボールにインパクトするまでの過程で、様々な要素が絡んできますので、最初の頃はラッキー玉すらでない可能性があります。
まず、最初に抑えなければならないことはスイングの流れを体験し、それをイメージすること。そのイメージが固まることで、初めて人並みになります。その後は、そのイメージを徹底的に体に覚えこませます。
すると自転車と一緒で、けっこうなブランクがあってもなかなか忘れることはありません。まぁーそこまでなるのにおよそ2年はかかるといわれてます。
スイングに関して小難しい知識などはありませんが、その奥深さゆえ、様々な理論がうたわれています。その理論が自分に合うのかどうかは正直やってみなければわかりません。 案外独学論が一番良いと言えるかも知れません。手まめが潰れるまでクラブを振って、いろんな事を感じ、それらを元に自分のスイングスタイルを作る。 そういった独学性、個性を自由に生かせる非常にユニークなスポーツであるといえます。
どんなスポーツでも基本があります。では、ゴルフ(=スイング)において基本とは何か。
クラブを振ること
これが基本であり、すべてでもあります。ただ、そのスイング過程で”手首はこうすればいい”、”トップ地点は高すぎてはいけない” 、”距離を飛ばすには腰を使えばいい”などといった理論が存在するわけです。独学理論とは別に、一般的にこうしたほうが良いといわれる一般論も存在します。
例えば、「アドレス(構え)では背中は真っ直ぐ伸ばし、少し前傾姿勢をとること」
これは誰もがやる基本事項といえますが、中には猫背の人もいます。あの有名な青木功も実は猫背っぽい状態でアドレスをとっています。一般論は存在するものの、必ずそうしなければうまくいかない?なんてことはないのがゴルフのまた面白いところです。
とにかく、まず基本的なことからやろうと思うならクラブを振ってボールに当てる感覚を身につけること。これが基本練習です。 そして、ボールに当たるようになったら、応用として距離を伸ばす、弾道の低い球を打つ、距離をコントロールするなどといった第二ステップに移ります。
ただ闇雲に振っても意味がありませんので、一つ一つのスイングの良し悪しを分析し、対策を打ってはまた振る。これの繰り返しを行い自分なりのフォームを身に着けましょう。