ゴルフレッスン(アイアン編) - ゴルフの基本についてレッスン

アイアンの番手の違い

アイアンには、それぞれクラブごとに番号がつけられています。 それを番手と呼びますが、その番手ごとの違いについて紹介しようと思います。


まず、アイアンは大きく分けて3種類に分けられます。 それが、ロングアイアンとミドルアイアンとショートアイアンと呼ばれる分類です。 呼んで字のごとく、長いアイアンから中間アイアン、そして短いアイアンに分けられます。


ロングアイアンは1~5番のアイアンに相当し、ミドルアイアンが6~8番、 ショートアイアンが9番、AW、PW、SWになります。 このAWやSWのように特殊なクラブをウエッジと呼びます。 ウエッジにはAW(アプローチウエッジ)、PW(ピッチングウエッジ)、SW(サンドウエッジ)がありますが、 これらは主にグリーン周りで、ピンに寄せる際に使用されるクラブになります。 SWはバンカーで使用するため、サンドと呼ばれてします。


番号の意味として、簡単にいえば数字が小さいものほどクラブが長くなり、大きくなるほど短くなることを意味します。 そして、それらの番号ごとにおよそ決まった平均飛距離があります。


3番アイアン:200ヤード

4番アイアン:190ヤード

5番アイアン:180ヤード

6番アイアン:172ヤード

7番アイアン:163ヤード

8番アイアン:142ヤード

9番アイアン:130ヤード

ウエッジ系 :~110ヤード


これらはあくまで目安です。人のヘッドスピードによってはこれよりも飛ぶ人もいますし、 逆に飛ばない人もいるでしょう。 ただ、この目安よりもあまりにも下にかけ離れた飛距離の場合、スイングを見直す必要があるかもしれません。


基本的にアイアンは飛ばすクラブではありません。正確にピンに寄せるために、距離をコントロールするためのクラブです。 いくら飛距離がでないからといって、無理に力を入れて飛ばそうとする必要はありません。 大事なことは、自分が何番アイアンを使うと、どのくらいの距離を飛ばせるのか。 それを知ることです。 全部のアイアンでの平均飛距離をだしてみて、それを覚えておきましょう。


コースでは、あと何ヤードという場面において、何のクラブを選択するのかが重要な事になります。 あと100ヤードなのに、番手ごとの飛距離を知らないがために7番アイアンを使ってしまって飛ばしすぎたなんてことにならないように気をつけましょう。 つまり、各番手が平均より下の距離しかだせなくても、それを知っていることでコースでは十分に通用するのです。


逆に飛距離はでるものの、コントロールが定まらなければ、それはまったく意味のないものとなります。 アイアンで大事なのは、いかに真っ直ぐ飛ばせるのか。これにつきます。 飛距離は二の次として、まずはストレートボールが打てる確率を伸ばすことが先決です。 ここを誤解しないように練習しましょう。 毎回フルスンイングで飛ばすことにばかり注力して練習すると、実際のコースで痛い目にあうことになりますよ。

Golf Basic Lesson

ゴルフは難しい。そして奥が深すぎる。
「ただ当てればいいだけ」という安易な考えは一切通用しない。
人それぞれ色んな独自の手法、考えがあり、何が正解ということはない。
経験を通じて得た「私的ゴルフ理論」をお伝えしていきます。